境界性パーソナリティ障害の治療に対面の心理療法とオンラインツールを統合する試み

公開日: 7/31/2015 自傷 心理療法 精神医学

またしてもアブストラクトだけ読み。
境界性パーソナリティ障害の治療のために、e-Health Tools(というのがあるらしい)と対面の心理療法を統合するといいかもしれない、ということらしい。

「需要と供給のギャップを埋めるチャンス」とのサブタイトルがついている。

Integration of e-Health Tools Into Face-to-Face Psychotherapy for Borderline Personality Disorder: A Chance to Close the Gap Between Demand and Supply?

Journal of Clinical Psychology,24 JUL 2015


【キーワード】境界性パーソナリティ障害、eヘルス(訳は固まっていないが、インターネットを利用して健康に関する情報などを提供することを指している)、オンライン治療、スキーマ療法
境界性パーソナリティ障害(BPD)は、重篤で、非常に一般的な精神疾患だ。BPDの効果的な心理治療を利用することはできるが、多くの患者は根拠に基づいた治療を受けることができていない。その理由としては、治療の提供には高いコストがかかることや、専門的な治療者が少ないことなどが挙げられる。BPDに特化した治療に、特殊なeヘルスツールを統合することで、治療の密度が増加しうるし、対面でのセッションの頻度や心理セラピストの負担を減らすことが可能だ。そして、患者の日々の生活の中で新しいスキルと経験を実行することが促進されうる。ここにはBPDの患者が根拠に基づいた心理療法をより利用しやすくなり、需要と供給のギャップを埋める大きな可能性がある。本論で我々はスキーマ療法のために発展してきたprioviのようなイノベーティブなeヘルスツールを提示した。prioviのコンセプトと応用が、事例とともに記述、描写された。
アブストラクトはこんな感じ。prioviというeヘルスツールを調べてみた。
prioviを作っているGAIAという会社のサイトを見ると、他にも不安障害や多発性硬化症の患者のためのツールも開発しているらしい。

以前に、20年後、カウンセラーという仕事はどうなってる?で、「カウンセラーや学校心理士が、20年後に機械やロボットによって自動化される可能性は0.5%」と紹介したけれど、ひょっとすると意外とコンピュータで代用できるところもあるのかもしれない。

次の動画はyoutubeで見つけた「ボーダーラインパーソナリティ障害と人生」といった感じのタイトルの作品。



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