なんでだろう?
The effects of cognitive behavioral therapy as an anti-depressive treatment is falling
単極性のうつ病に対する認知行動療法(CBT)の1977年から2014年に渡る効果研究を包括的に分析してみたという論文らしい。
Joseph Martinez |
患者の自己評価、臨床家の(質問紙などによる)アセスメント、症状の消失率、いずれにおいてもこの傾向は確かめられた。
Potential causes and possible implications for future studies are discussed.と書かれてるけど、実際どんなことが検討されたかはアブストラクトからは分からんかった。
さて、どんな原因が考えられるだろう?
- CBTが広まって、下手っぴな治療者が増えた。
- CBTの範囲が広がって、より難しいケースも対象となってきた。
- うつ病概念が変化してきて、いわゆる「現代型」うつなどもCBTの対象となってきた。
- 最初はCBT大好きな人たちの研究が多かったけど、批判的な研究も増えてきた。
といったあたりでしょうか? 他にアイデアがあったら教えてください。
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