今週の「ほぼ日WEEKS」の言葉から。
人はだまされるものだと、思ってるほうがいいかもしれません。「ぜったいだまされない」と思っている人って、だまされた人を、笑うんですよ。だまされる人を笑う社会が、だまされる人を作っている。そんな気がするんです。——平林有里子さんが『イマサギ。いまどきの詐欺的商法』の中で
そういうものかもしれない。

「絶対だまされないぞ」
と構えていると、まわりに対して疑心暗鬼になってしまうし、
「だまされたほうが悪い」
と皆が考えるような社会は、あんまり住み良いとは感じないだろうな。

イマサギ。いまどきの詐欺的商法|ほぼ日刊イトイ新聞

対人信頼感尺度というのがあった。
  • 人は、多少よくないことをやっても自分の利益を得ようとする。
  • 人は、成功するために嘘をつく。
  • 人は、口先ではうまいことを言っても、結局は自分の幸せに一番関心がある。
  • 人は、だれかに利用されるかもしれないと思い、気をつけている。
  • 人は、ほかの人を信用しない方が安全だと思っている。
といった質問に5段階で答える尺度とのこと。

日本語版パラノイアチェックリストという尺度も、信頼感や疑い深さを測定している。「私は他人に対して用心している必要がある」「私は陰で悪口を言われている」といった項目があった。