例によってアブストラクトだけななめよみ。リネハンらによる事例研究とのこと。 解離と自傷の合併の治療に弁証法的行動療法と長期暴露を用いる:境界性パーソナリティ障害と心的外傷後ストレス障害のクライエントの事例 The Use of Dialectical Behavior Therapy and Prolonged Exposure to Treat Comorbid Dissociation and Self-Harm: The Case of a Client With Borderline Personality Disorder and Posttraumatic Stress Disorder Hollie F. Granato*, Chelsey R. Wilks, Erin M. Miga, Kathryn E. Korslund andMarsha M. Linehan Journal of Clinical Psychology Article first published online: 30 JUL 2015 【キーワード】 境界性パーソナリティ障害、心的外傷後ストレス障害、弁証法的行動療法、長期暴露 【アブストラクト】 境界性パーソナリティ障害(BPD)と心的外傷後ストレス障害(PTSD)の合併率は非常に高い。 呼び研究では、PTSDとBPDの治療を検討し、弁証法的行動療法(DBT)と長期暴露(PE)の統合が良い結果をもたらすことがわかった。 この事例研究では、PEのプロトコルを標準的なDBTに含めて実施することを例示している。 特に、PTSDとBPDを併発したクライエントが、自傷と重篤な解離をマネージすることに焦点が当てられた。 クライエントは、重篤で長期間にわたる解離と、最近の自傷歴の治療に取り組んだ。 事例では、だんだんエスカレートする解離と自傷行為と関連するPTSDの治療には、ふたつの別の段階があるということが考察されている。 クライエントはDBTとPEのプロトコルを完了することに成功し、その結果、自傷と解離、そしてPTSD症状が大きく改善した。 こうした発見は、BPDとPTSDを併発しているクライエントに対して、DBTとPEのコンビネーションが効果的であることを明らかにしている。 ...