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動物の絵を描く心理テストであなたの深層心理が露わになる(かもしれない)

動物象徴テスト

動物象徴テスト(The Animal Metaphor Test)とは、 Albert Levisによって考案された投映法心理テストだ。
ロールシャッハ・テストやTAT(絵画統覚検査)と違って、検査者がアセスメントする目的というよりは、描き手が描きながら自分の心のなかで起こっている動きに気づくためのツールといった色合いが強い。
ロールシャッハ・テストでは、動物が何かしらの動きを示しているという反応は、その人のパーソナリティのもっとも基本的な欲求のあり方などを表していると考えられている。
だとしたら、動物の絵はあなたのどんな深層心理を表しているのだろう?


Self Awareness Test : The Animal Metaphor Test
に従って、手順を紹介してみたい。

まず、画用紙を1枚とクレヨンや色鉛筆などを用意してください。

手元にないって?
だったら、
art.com
などのオンラインエディタでお絵かきしてみましょう。


動物を描いてみよう

1.二種類の動物を色つきで描く

では、最初に二匹の(二種類の)動物を描いてください。
できれば、何かしているところの方がいい。
色も塗ってみましょう。

描けました?
うまい下手はこの際、おいておこう。


こんなのを描く方もいるので、まあ、気にしない。

2.どんな動物?

それぞれの動物の種類、年齢(人間だったら何歳くらいか)、性別、そして性質とか特徴を3つくらい書く。

たとえば「うさぎ、10歳くらいの雄。好奇心が強くて、注意散漫で、おっちょこちょい」といった具合だ。

3.動物同士の会話

お互い話をしているとしたら、どんな会話をしているか想像してみて。
ふきだしを描いて、そのなかにセリフを入れてみるのもあり。

4.会話が始まる前は?

二匹の動物が出会う前は、それぞれ何をしていただろう? 餌を探していた? それとも散歩?

5.これからどうなる?

会話はどのように進んで、これからどうなるだろう? お互い、ケンカしちゃうのか、それとも二匹で何かしようとするのか、あるいはただ別れるのか。自由に物語を想像するということで、TATに近いと思う。

6.物語のタイトルをつける

物語をぴったりとあらわすタイトルをつけてみる。

7.葛藤や問題は?

この動物たちが体験している葛藤、問題、困りごとは何だろうか? ということを想像してみる。これは、会話の前くらいにもってきた方がいいような気が、個人的にはするけれど。

8.チャレンジ

葛藤、問題、困りごとを解決するためには、どんなことにチャレンジする必要がある? これも、ストーリーの前に聞いておく方が、物語がふくらみやすいと思う。

9.どちらの動物が自分に近いか?

自分と重なるところはどこ? 同じような葛藤や困りごとを抱えている?

なんて質問を文章完成法風に書いていくことで自己分析を進めるらしい。こんな感じ

「この動物を描いたらこんな性格」といったような決まった解釈があるわけではないが、自由に想像をふくらませて物語を進めていくうちに、描き手の深層心理が投影されていくようだ。ユングの能動的想像(アクティブイマジネーション)の描画版とも考えられる。

さきほど考えてみた動物の3つの性質をもう一度みてください。

二種類いるから6つの言葉が記されているはずですね。

それぞれの言葉に「私は」とつけてみましょう。

「私は好奇心が強い」「私は注意散漫だ」「私はおっちょこちょいだ」

まさしくそのとおり、と思う言葉もあれば、「えー、私はそんなことないよ」というのもあるかもしれない。

まあ、参考程度にしてください。

動物画と性格の関係

では、動物画は描き手の性格とどのように関係しているのだろう? 子供に自由に動物の絵を描いてもらった研究があった。

動物画による児童の性格分析の試み
ではYG性格検査と自由に描いてもらった動物の絵(一種類だけ)を比較している。動物の種類や数、向きや位置、背景や他の付加物などが検討の対象となっている。YG性格検査では、「主導性因子」と「社会不適応因子」が算出された。

蛇や象、恐竜などは男子が描くことがほとんどで、女子はうさぎ、鳥、りす、パンダが多かった。男子では、「猫」を描いている子はより主導性が高く、「蛇」を描いた子は主導性が低かったという。また、かばや恐竜を描く男子は、より社会不適応因子が高い傾向が見られた。

「恐竜」を好んで描く子は、「ちょっと乱暴なのかな」と思わなくもないが(でもたいていの男子は恐竜を好んで描く)、「かば」が社会不適因子と関係しているというのはちょっと不思議だ。
そういえば、いつもは水に隠れているけど、意外と獰猛な動物だ、なんて聞いたこともある。

女子では、鳥を描く子はより主導性が低く受け身的な傾向があったとのこと。どちらかというと社会不適応因子も高めらしい。「ちょっと大人しくて内気な子」なんでしょうか。

一方、パンダや馬を描く女子は主導性が高い。
パンダはきっと「私ってかわいいでしょ! ほら、見て見て!」だな。
馬は馬でパワフルな印象の動物。

また、男子は一匹だけを描くことが多く、女子は複数の動物を描く傾向が見られた。一匹だけ描く子は主導性が低い傾向があり、3〜4匹描く子は主導性が高い。6匹以上描く子は、社会不適応の傾向が見られたという。

男子のリーダーシップは「俺についてこい」タイプになりがちなので、動物も一匹だけ(俺だけ)なのかもしれない。他方、女子のリーダーシップは、調整型ということか。あんまり人を見すぎる(たくさん動物を描きすぎる)子は、かえって身動きできなくなるのだろう。

なんてのは、いいかげんな連想ですけれども。

さて、みなさんはどんな動物画を描きましたか?


子どもの絵の心理学入門 (文庫クセジュ)


子どもの絵の心理学

原色子どもの絵診断事典 (描画心理学双書)

動物になった家族―子どもの動物家族画テスト


「おしゃべり用心理ゲーム」おすすめ三選。「3つの願い」「輪廻転生」「真珠採り」
あるいは
豚の絵を描く心理テストだって
もどうぞ。




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