"不倫と浮気の心理学「なぜ浮気をするのか?」「性格特徴と男女差」など"に引き続き、しつこく浮気と不倫ネタ。

Why is Infidelity So Painful?|Psychology Today
「不貞行為はなぜそれほど苦痛なのか?」
というエッセイを読みました。




パートナーに浮気される体験はとりわけ苦しいことです。

エッセイの著者はBerit Brogaard先生という哲学のプロフェッサーらしい。

どれくらい苦しいかということには、

  1. 一度きりなのか、繰り返された浮気なのか?
  2. たまたまの浮気なのか、意図的、計画的な浮気なのか?
  3. 性的な関係だけなのか、それともその他もろもろのロマンティックな関わりが?

といったファクターによっても影響されるとのことです。

意図的、計画的に、何度も繰り返して、しかもいっしょに旅行にいくとか映画を見るといったような関係も含まれるような浮気が、もっともダメージが大きいだろうと。

なぜ苦しいかは、「裏切られた」「権利が侵害された」といった理由が挙げられることが多いのですが、Brogaard先生はそれだけじゃないだろうと言います。
The pain is caused in part by the images you have of your beloved and the person he or she is committing the act of infidelity with: your imagining them having sex, going out to dinners, talking for hours on end.
苦しみの理由は、あなたのパートナーと浮気相手がベッドにいたり、ディナーを食べたり、おしゃべりしたりしていることを「想像する」ことから引き起こされているということが書かれていました。

その他にもいろいろ理由はあるだろうとのこと。

自信がもちにくくなりそうですし、人によっては「自分が悪いのかも」と、自己非難に傾いてしまうかもしれない。
腹が立ってしかたがなくて、パートナーや浮気相手への復讐イメージが頭から離れない、なんてのも苦しそうです。

参考
所有しない愛って? 『ポリアモリー 複数の愛を生きる』を読んで