元カレ、元カノとの別れを乗り越えるのに苦労してる? 
Do YOU struggle to get over an ex? Researchers discover why some people struggle so much with rejection | mail online

失恋の苦しみと自己感覚

スタンフォード大学で行なわれた、拒否されること(ふられるってこと)と自己感覚の関連についての調査だそうです。

結果から明らかになったのは、パーソナリティに関する基本的な信念が、拒否された痛みから回復するか、泥沼にはまったままかと関係しているということでした。

ふられた痛みから抜け出せないと、将来の別の人との関係を妨げることにもつながってしまいます。

研究では、891人の参加者が、仮定の拒否、もしくは実際の拒否について、オンラインの調査に協力を求められました。

「ふられたってことは、私にはなにか悪いところがあるんじゃないだろうか」という不安は、多くの人が感じるようです。

人間変化する? 変わらない?

それと、その人のもっているパーソナリティ観のようなものーー「人間どんどん変化したり成長していくもんさ」と思っているか「基本的なとこは変わらないよね」と考えているかーーが、失恋を引きずるかどうかに影響を与えているらしい。

調査結果から明らかになったのは、「人間変わらない」派の人たちのほうが、失恋のダメージが大きいということです。

一方で、「変化する」派の人は、もちろん失恋で傷つくけれども、立ち直りも早いし、将来に希望ももてる。

ということなので、「人間なんて毎日変化してるんだ」と思っておくほうがよさそうですね。

失恋からの回復の男女差

失恋からの回復の男女差についての研究も、別枠で紹介されてました。
96カ国5705人に聞きました。
失恋の傷つきを1(全然平気)から10(耐え難い)でレーティングしてもらったんだそうです。
結果では、女性のほうが失恋でネガティブな影響を受ける傾向がありました。情緒的な苦痛に関しては、女性の平均点は6.84で、男性が6.58点だそうです。身体的な痛み(胸が痛いとか息がつまるとか、そういう感じでしょうか)は、女性の平均が4.21点、男性が3.75点です。男性のほうが鈍感なんでしょうか。あるいは強がり?

でも回復は女性のほうが早くて、男性はずっと引きずる傾向が見られたんだって。