もうじき公開される映画『エレファント・ソング』、観てみたいので覚書代わりに。グザヴィエ・ドラン主演。



マイケルは美しい青年だった。14歳のときオペラ歌手である母が目の前で自殺し、その後、現在に至るまで精神病院に入院している。彼は病院で一番の問題児とされており、ゾウにまつわるあらゆることに異常なまでの執着を示していた。ある日、彼の担当医であるローレンスが失踪した。手がかりを知るのはマイケルだけ。マイケルのことをよく知る看護師長のピーターソンは「マイケルは茶化すだけで真実を話さない」と助言するが、院長のグリーンは彼に事情を聞くことを試みる。すると、話をする代わりに、と彼は条件を提示した。 1、僕のカルテを読まないこと。 2、ご褒美にチョコレートをくれることを約束すること。 3、看護師長をこの件から外すこと。 グリーンは条件を飲むが、マイケルはゾウやオペラについての無駄話で、話をそらすばかり。 「母を殺した」「ローレンス医師から性的虐待を受けていた」など、嘘か本当かわからないようなことをほのめかす。いつしかグリーンはマイケルの巧妙な罠に取り込まれていった…。
公式サイト
エレファント・ソング

失踪した精神科医と、愛を渇望した青年との関係を描いた心理劇」とのことだけど、ここでいう心理劇はサイコドラマではなくて、psychological mind gameということ。