彼氏や彼女などの恋人同士、あるいは友達同士などでも「相性」を知ることができる「心理テスト」です。

付き合う前に、あるいは結婚する前に、この「相性診断」をしてみてもいいかもしれません。

といっても、ちゃんと標準化されたテストじゃあなくて、遊びながらお互いの関係性をふりかえってみようというものです。

用意するのは、一枚の紙(画用紙であればいちばんいいですが、そうじゃなくてもできます)、そして筆記用具(サインペンなど、ちょっと太めのものが向いています)。

さて、それでは始めましょう。

相性を知るための心理テスト「二人の家」

1.理想の家を思い浮かべる

では、まずはあなたにとっての「理想の家」を思い浮かべてみてください。何階建てで、どんな外観で、周りには何が見えるか、中には何があって欲しいか、できるだけ詳しくイメージしてみてください。これからの作業は無言で行いますので、どんな家を想像したか、パートナーには伝えないでくださいね。

2.二人で一本のペンをもつ

では一本のペンを二人で(無言のままで)持ってください。どのような持ち方でも構いませんが、あなたが描きやすいようにしてください。

3.理想の家を描く

画用紙(紙)に、無言のままで「理想の家」を描きましょう。そう、二人で一本のペンを握ったままです。言葉や目配せ、ジェスチャーなどのコミュニケーションは一切禁止です。ただ、指先のペンの動きだけで、あなたがどんな家を描きたいかを伝え、相手が何をしようとしているかを感じ取ってみてください。

4.できた絵を二人でながめてふりかえる

描けましたか? 

じゃあそれを二人でながめてみましょう。

どれくらい自分の描きたい家を描けたでしょうか? どの程度、自己主張できたと感じますか? 相手に合わせた、あるいは流された度合いは、どれくらい?

といったことをお互い正直に話し合ってみてください。

描かれた絵の解釈と相性診断

実際に心理テストとしても使われている「家屋画」(HTPテストといって、家と木と人を3枚描いてもらいます)では、家は「家庭」や「家族」に対する意識的・無意識的な態度を象徴していると考えらえています。

今回の「心理テスト」では、「実際にやってみて二人がどう感じたか」の方が大事な情報ですが、一般的には家の絵は次のように解釈されます。

家は、描き手が成長してきた家庭の様子などを反映しています。
家庭や家族関係をどんなふうに感じてきたか、どんな態度をとってきたがが表現されやすいのが家屋画なのです。

大きな家を描いた人は、家庭や家族に対する思いが大きいのでしょう。
きれいな家、簡素な家、変わった家、無骨な家、お城のような家などなど。

家は、安心していることができる空間を作って自分や家族を守ってくれる場所です。

だから、その家がしっかりと建っているか、十分に守られているのかといったことも見てみましょう。

人によっては、壁が強調されすぎて、少し「守りすぎ」「閉じこもりすぎ」というような家を描いたかもしれません。

大きな窓や出入り口が目立つ家を描いた人は、開放的で、他者に対して開かれています。

あまりにも無防備で、泥棒などが入りやすいんじゃないかと不安になる家もあるかもしれません。

お互いが自己主張しすぎて、「これは家の絵?」と言いたくなるような、無茶苦茶な絵が完成したカップルもいるでしょう。こういう人たちは、ハチャメチャだけど、面白い関係になるんでしょうね。

逆に、一方が相手に合わせすぎて、なんとなくおとなしい絵になった人たちもいるでしょう。それはそれで、「今の私たちはこういう関係なんだ」ということです。ずっとそうだと言うわけじゃなくて、「いつか好きな絵を描いてやる」と思ったっていいんです。

というわけで、「二人の家」という絵を描く心理テスト(心理ゲームですね)を紹介しました。


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