アメリカ人の58%が宇宙人がいると信じている(不思議現象に対する態度の尺度があるんだって)
dマガジンでNEWSWEEKを読んでいたら「あなたは宇宙人を信じますか? 地球外の文明を探す研究を阻むアメリカ人の信仰心」というコラムがあった。
ある調査によると、宇宙のどこかに私たち以外にも知的生命体が存在していると考えるアメリカ人は、全体の54%だったという。
反対に、宇宙人はいないと答えたのは24%。
3分の1の人は、地球のような知的生命体が生息するのに適した場所はほかにはないという理由から、そう答えた。
残りの3分の2は「人類は、神が創造したものだから」宇宙人はいないと考えているのだという。
他の世論調査では、神が一万年前に人類を創造したと考えているアメリカ人は42%にものぼるのだ。恐竜の化石なんかも、一万年前に神様がえいっとこしらえたことになっている。
宇宙人は地球に存在、世界で2割の人が肯定=調査
このロイターの記事によると、イプソスという調査会社が世界22か国の23000人に実施した調査では、宇宙人が「地球に」存在すると考えている人の割合は20%だという。
地球に存在するということは、映画の『メン・イン・ブラック』や、マンガ『レベルE』みたいに、宇宙人が人間に化けて潜伏しているということらしい。
インドや中国では、その割合が40%を超えるとのこと。
イプソスのシニアバイスプレジデント、ジョン・ライト氏は、宇宙人の存在を信じる人の多さは、その国の人口の多さとも相関関係がありそうだと指摘。「極端に言えば、人口が少ない国なら隣人のことをよく分かるようになるのでは」と述べている。19世紀、産業革命で都市化したイギリスでスウィーニー・トッド(Sweeney Todd)伝説(悪い理髪師が、客の喉を剃刀で掻ききるという都市伝説だ)が広がったのと同じく、お互い素性を知らない人々がたくさん集まると、「ひょっとして宇宙人では」「もしかすると殺人鬼かも」といった疑心暗鬼が浮かぶものなのかもしれない。
性別では、地球上に宇宙人がいると考えているのは男性の22%、女性の17%だった。
また年齢別では、宇宙人の存在肯定派の多くが35歳以下だった。
関連の事柄を検索(というかネットサーフィン)していたら、先日の日本心理学会で、
不思議現象に対する態度尺度の改訂(1) 不思議現象に対する態度
という発表があったのを見つけた。
- UFOや宇宙人のイメージは,テレビが作ったものだ。
- UFOや宇宙人の目撃証言を,科学的に分析するのはおもしろい。
- もし本当に宇宙人 がいるなら,地球は滅びているはずだ。
といった項目があるようでした。
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