The Long Marriage of Mindfulness and Money | THE NEW YORKER
マインドフルネスとお金の長くて親密な関係


Googleがマインドフル瞑想を取り入れているということは知られるようになったが、このごろではウォールストリートの人々まで瞑想に励んでいるようだ。
上座部仏教から取り入れられたマインドフル瞑想は、しばらく前にヨガがもてはやされていたような位置に入り込んですっかり受け入れられてしまった。

記事では、マインドフルネスが、その潜在的な利点はあるにしても、実業界においてカルト化する危険について触れられている。アメリカの資本主義は、これまでもずっと東洋的のスピリチュアリティにロマンを感じてきた。で、結局ヒンズー教も仏教も自己啓発とか効率的なワークスタイルだとか、いわば「お金」の話に還元されてしまうという危険がつきまとっているということらしい。

私たちが今日知っているマインドフルネスは、西洋的な心理学のフレームワークに合うように、合理化、近代化され、セルフヘルプやビジネスのためのツールになったものだという。

近代化するのが必ずしも悪いとは思わないが、シンプルであんまりお金のかからない方がいいですね。