たまたまネットサーフィンをしていて見つけたインフォグラフィックです。
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とのことなので、シェアします。

Is the Future of Counseling and Therapy Online?

Online Counseling
Source: BestCounselingDegrees.net

タイトルの下の1番目の段には、

  • アメリカ人の26.2%がメンタルヘルスや依存症の問題をもっている(その数5900万人!)。
  • その三分の一が専門的な援助を求めている。
  • また、総人口の10%がストレスを感じていると告白している。
  • 52%の人が、セラピーを受けるのは難しいと考えている。

ということが書かれています。

その下。
カウンセリングやセラピーに行かない理由。

  • 料金が高すぎる。39%
  • 自分の問題はそれほど深刻じゃない。35%
  • 自分には効果ないだろうから。32%

「料金が高い」というのは、やはりネックですね。

その右。
男性は女性の2倍、次のようなことを言う。

  • 「セラピストなんて信じないね」
  • 「セラピーに行くようなやつと関わりあいたくないな」

ふむふむなるほど。

オンラインセラピーがこうした人たちの助けになるかもしれない、ということのようです。

その下。
オンラインセラピーのタイムライン(歴史)。
最近のイノベーションのように見えて、実は40年以上の歴史があるのです。

  • 1972年にはスタンフォード大学とUCLAで、コンピュータをつないで最初の心理療法のシミュレーションが行なわれました。
  • 1986年には、オンラインでメンタルヘルスのアドバイスを提供するサービスが登場。
  • 1993年はオンラインでうつ病の人たちをサポートするグループが初めて作られ年だそうです。
  • 1994年、オンラインベースのボランティアクライシスセンター(って何するとこでしょう)が誕生。
  • 1995年、心理的なコンサルテーションが、シェアウェアを通じて受けることが可能になりました。
  • 同じく1995年、チャットサービスを通じたカウンセリングが初めて行なわれたのだそうです。

次の段にはオンラインで利用可能な4つのタイプのサービスが取り上げられています。
  • Eセラピー:セラピストは、インターネット上のみで患者と援助関係を築いていきます。
  • メンタルヘルス・アドバイス:セラピストはインターネット上だけで、質問に応じます。
  • 補助サービス:インターネットを介したコミュニケーションを、通常の対面治療の補助として用います。
  • 遠隔健康相談と遠隔精神医療:精神科医などのメンタルヘルスの専門家がビデオ会議システムなどを使って遠隔地の患者を支援します。
今日では、サイコセラピストの20%が、オンライン、Eメール、電話などの形態のサービスをしているとのことです。

続いて、オンラインセラピーの賛否両論、メリット・デメリット。

メリット
便利でアクセスしやすい、匿名、柔軟性、社会的スティグマがない、お手頃

デメリット
対面じゃない、誤診のリスク、治療者を見定めるのが難しい、薬の処方ができない、保険でカバーされることが少ない、ハッカーのリスク

その下にもいろいろ書いてありますが、省略。

iPhone やAndroidのアプリでも、認知行動療法だとかパニック発作への対処、ストレスチェック、弁証法的行動療法のセルフヘルプなどが利用できるのだそうですよ。

最後は、「ロボットや人工知能は、未来のメンタルヘルスを担うのか? おそらくその未来は今だ」なんて書かれています。

パロやイライザは聞いたことありますが、後のロボット?はどんなのでしょうね。


Paroはこんなのです。


Keeponという、踊ってくれる玩具。日本にも踊る花の玩具とか、ありましたね。自閉症の子どもなどにいいとのことです。


Popchilla はiPadなどで操作できるよう。