ゼンタングル(Zentangle)というアートワークの方法。



先日、書店でたまたまこのゼンタングルの本が何冊か並んでいるのを見て、一冊買ってみた。

なかなか面白そう。



Zentangleというサイトによると、
The Zentangle Method is an easy-to-learn, relaxing, and fun way to create beautiful images by drawing structured patterns.
Almost anyone can use it to create beautiful images. It increases focus and creativity, provides artistic satisfaction along with an increased sense of personal well being.
簡単に覚えられて、楽しくて、リラックスしながら美しいイメージをつくることができる方法だと説明されている。集中力や創造性を増して、健康でハッピーな感覚をもたらしてくれるんだという。瞑想的な効果があるらしい。描く瞑想と言ってもよい。

zenは禅からきてるのかな。tangleは、もつれるとかからみあうといった意味合い。禅的にからみあうということか。
しかしどっちかというと禅というよりは密教系のごちゃごちゃ感がある。

以前、アウトサイダーアート系のワークショップに参加したときに、こんなふうに単純な幾何学模様をたくさん繰り返し描いていくというワークをしたことがある。
臨床場面では「常同的行為」などと言われるけれども、たしかに同じことを繰り返していると生理的に安心するものだと感じた。マンダラっぽいところもある。

長電話しているときに、気がつくとメモ帳にこんな図柄を描いていることもある。

ユングがマンダラとか夢のイメージなどを描いていたときも、こんな感じだったんだろうか。