ポケモンGOがアメリカやオーストラリアで社会現象になっていて、任天堂の株価が大きく上昇したなんてことがニュースになっています。

株買っておけばよかった。

話題のポケモンGO、「オバマ大統領が8年かけて達成できなかった、アメリカの子どもの肥満問題を一夜で解決した」なんていう声も決まれますが、うつ病や不安障害などのメンタルヘルスの問題の改善にも効果があるといったニュースを読みました。
スマホを持って出かけ、現実世界の街中でポケモンのキャラクターを探すというこのゲーム。
普段引きこもりの人たちが外に出るきっかけになったり、人と触れあうことができたりしているようだ。
さらに一歩進んで「うつが軽くなった」と証言するコメントも数多くあがっている。
「ポケモンGO」でうつが軽くなる? 意外な効果が話題に | LivedoorNEWS
 認知行動療法などでよく言われる、「うつで意欲が出ない」→「外出しない。人と合わない」→「よけいに気分が沈む」といった悪循環から抜け出すきっかけになるということでしょうか。

行動活性化や運動療法といった側面や、対人関係を促進するといった効果もあるのではないかと推察されます。

twitterで

#PokemonGo depression
で検索してみた。



海外のサイトも見てみます。

It’s Super Effective: Players Say Pokémon Go Helps Their Mental Health

ポケモンGoがうつなどのメンタルヘルスの改善に効果があるというユーザーの声を紹介しています。

Pokemon Go Reportedly Helping People’s Mental Health, Depression

こちらはPsycheCentralの記事。
Pokémon Go does this by encouraging people to get outside, take a walk, talk to others, and explore the world around them. Granted, it’s through their smartphone acting as an interface, but walking is walking, even if the motivation for doing so is to play a game. For a person suffering from depression or another mood disorder, the idea of exercise can be nearly impossible to contemplate, much less do. For someone suffering from social anxiety, the idea of going outside and possibly bumping into others who may want to talk to you is daunting.
ポケモンGoによって、外出して歩くこと、誰かと話をすること、あちこちを探検することなどが動機づけられます。ゲームが目的だとしても、「散歩は散歩」で、うつ病やその他の気分障害の人にとっては困難なことが多い活動を支えてくれるというわけです。

社会不安障害をもっている人にとっても、外出して人と話をするという活動が、不安へのエクスポージャーになるのでしょうね。
不登校や引きこもりの人々にとってもいい影響を与えてくれるのではないでしょうか。

ポケモンGoが犯罪に用いられたといったニュースも流れてきていますが、こうしたポジティブな面が活用されるといいなと願っています。

というか、早く日本でもリリースしてほしい。