カラス侵入禁止

「カラス侵入禁止」警告文、なぜか効果 東大の研究施設 | 朝日新聞

「カラス侵入禁止」と紙に書いてつるしたら、本当に来なくなったという記事です。

ほんまか。

と思いますが、本当らしい。

東大の大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターで、カラスがパイプ周りの断熱材を持っていくことに困っていたそうです。
どうやら巣作りの材料にするために断熱材を使っているよう。

そりゃあ、カラスだって暖かい方がいいですよね。

困って、「カラスの専門家」(東大にはきっといろんな専門家がいるのでしょう)に相談したところ、「警告文を出してみては」とアドバイスがあったのだって。



「冗談だろう」と思ったが、試しに警告文をつるしてみると、カラスはすぐ来なくなったそうです。
警告文を目にした職員や学生がカラスに視線を向けたり指さしたりすることで警戒して寄りつかなくなる、ということらしい。「不思議に思って、みんな空を見るでしょ」
とあった。

なるほど、カラスが字を読める訳ではなくて、張り紙に反応した人の視線を感じて来なくなるということなんですね。

はてなブックマークのコメントには、
対照実験として別の場所に「カラス進入可」を貼ってみるべきでは。
とか、
カラスの行動を変えるのではなく、警告文を見た人間の行動を変えるのか。おもしろい。
とか、
字は読めないが空気は読める。
などと書かれていました。

なかには、
実はカラスが文字を読めることをごまかすためのもっともらしい理論。
などという説もあった。

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