This Personality Trait Raises Dementia Risk 48% | PSYBLOG

スウェーデンで1000人以上の双子を28年にわたって追跡調査した研究からわかったことは、ある特定の性格傾向をもった人は認知症になりやすいということです。

人生において高いレベルの不安を体験してきた人々は認知症になるリスクが48%も増えるのだといいます。

研究を主導したAndrew Petkus博士によると、うつと比べると不安はどっちかというと代役扱いされてきたけれども、うつがエピソード的であるのに対して、不安は人生長きにわたる慢性的な問題となりやすいそうです。

双子たちはどちらも3年ごとに認知症のスクリーニング検査を受けたところ、上記のような傾向が明らかになりました。

2015年に、The journal Alzheimer’s & Dementia(アルツハイマーと認知症誌)に掲載された研究だそうです。

抑うつや不安障害などで、仮性認知症になる人はいるけれど、この研究はそういうのとはまた違うみたい。性格傾向として不安を感じやすいという人の脳には、なんらかの脆弱生があるということなのか、また違った理由で説明できるのか。

Anxiety is associated with increased risk of dementia in older Swedish twins

*英単語
understudy:代役のために稽古をする、代役をする