「普通の顔」はイヤですか?
男性も女性も、できることならイケメンや美女だったらいいなあと思ったことがあるのではないでしょうか?
社会心理学の(実も蓋もない)実験でも、「美男美女は得をする」ということが繰り返し確かめられています。
高校時代をふりかえってみてください。
どうみてもイケメンの彼は先生やクラスメイトから優遇されていたじゃないですか。
あるいは、あの子は顔がかわいいからという理由で(表立ってはそう言われないにせよ)、諸々、うまくいっているように見えたじゃないですか。
でも、「普通の顔」もあながち捨てたものではないということが研究で明らかになりました。
What Is Typical Is Good:The Influence of Face Typicality on Perceived Trustworthiness
研究によると、平均的な見かけの顔立ちが、もっとも人々から信頼されるのです。
実験では、この写真の左側のような「典型的な顔」と、右の「魅力的な顔」、そしてその中間の顔いくつかを見せて比較しました。
そして、被験者たちにどの顔がより信頼できるかということを評定してもらったのです。
すると、信頼できそうな印象が最も高かったのが、平均的な見かけの「普通の顔」だったのです。
どうやら、私たちは「普通の顔」の方により親しみや信頼を感じるらしいのです。見知った感じのする顔の方が、「まあそんなに悪いことはしなさそうだ」と思うのでしょうね。
ページビューの合計
このブログを検索
ブログ アーカイブ
ラベル
- ADHD
- AI
- LGBT
- SF
- SNS
- アート
- アートセラピー
- アンガーマネジメント
- いじめ
- いろいろ
- うつ病
- うわさ
- お金
- お酒
- ガジェット
- グループ
- ゲーム
- コミュニケーション
- ジェンダー
- ジョーク
- ストレス
- テクノロジー
- トラウマ
- トランスパーソナル
- パーソナリティ
- パニック障害
- ブログ
- マインドフルネス
- メンタライゼーション
- ロボット
- 依存
- 映画
- 音楽
- 家族
- 解離
- 感情
- 記憶
- 虐待
- 境界性パーソナリティ障害
- 教育
- 公認心理師
- 幸福
- 行動主義
- 災害
- 仕事
- 子ども
- 自殺
- 自傷
- 自閉症
- 社会
- 小説
- 心理テスト
- 心理学
- 心理療法
- 身体
- 人類学
- 睡眠
- 精神医学
- 精神科
- 精神障害
- 精神分析
- 摂食障害
- 占い
- 戦争
- 双極性障害
- 知能
- 田舎暮らし
- 投資
- 統合失調症
- 動機づけ面接
- 動物
- 認知
- 認知行動療法
- 認知症
- 脳
- 発達障害
- 発達心理学
- 不安
- 武術
- 文具
- 本
- 夢
- 夢占い
- 夢分析
- 恋愛
- 瞑想
Amazon.co.jpアソシエイト
-
WAISの数唱と語音整列について、この二つに乖離があったらどう解釈されるんだろうかと思って調べてみたメモ。どちらも作動記憶(ワーキングメモリー)に含まれる下位検査だが、いくらか性質が違う。両者の相関は、中程度くらいだったと思う。 数唱 vs 語音整列 Digit sp...
-
簡単な恋愛心理テスト「フルーツバスケット」 「フルーツバスケット」という簡単でおもしろい心理テストのことを聞きました。 「心理テスト」というよりは「心理ゲーム」と呼んだ方がいいですね。 こんなゲームです。 【問】 あなたの目の前に、フルーツバスケットがありま...
-
動物象徴テスト 動物象徴テスト( The Animal Metaphor Test )とは、 Albert Levisによって考案された投映法心理テストだ。 ロールシャッハ・テストやTAT(絵画統覚検査)と違って、検査者がアセスメントする目的というよりは、描き手が描きながら...
0 件のコメント:
コメントを投稿