心理学研究で明らかになった上手な文章を書くためのシンプルなこつ

2/03/2016

心理学

t f B! P L




おかげさまでこのブログも10ヶ月目になり、記事も200ちょっととなりました。
月に20日くらいは何か書いたことになります。

その割には文章が上達しない。

どうしたもんかと思っていたところで読んだのが次の記事。

People Who Write Well Do This One Simple Thing, Psych Study Finds|PSYBLOG
文章を上手に書く人々は、簡単なひとつのことをしていることが明らかになった、ということのようです。


もともとの研究は、英国心理学誌に掲載された
Effects of disfluency in writing 
という論文。
例によってアブストラクトだけ読みました。
「書くときの巧妙さの不足の効果」
だそうです。
不器用に書くということかな?

これまでの研究では筆記の流暢性が減ると文章も良くなくなると言われていたけれど、近年のエビデンスでは、不器用に書くことは実際には認知プロセスに利益をもたらしていることが明らかになってきた、というのです。

両手を使う群と、片手だけの群に分けて、ワープロで何か文章を書いてもらい、それを評価したところ、片手だけのほうが文章がよかったんだって。

イメージだと、ブラインドタッチでバチバチ書いているほうが内容もよさそうに思いますが、意外とそうではないということらしい。

文章は、Coh-Metrix text analyser というプログラム?を使って、語彙が洗練されているかどうか、文の複雑さ、エッセイの一貫性などを評価したといいます。

どうやら、ゆっくり書いたほうが、じっくり考えるから、文章もより練り込まれたものになるといった理屈らしいです。

というわけで、先ほどから片手だけでキーボードを叩いてるのですが、イライラしますねこれ。

ペンや鉛筆を使って書くときはどうすればいいんでしょう。鉛筆で書くときはたいてい片手ですよね。
利き手じゃないほうを使うのかもしれません。

どうぞみなさんも試してみてください。

ページビューの合計

このブログを検索

ブログ アーカイブ

Amazon.co.jpアソシエイト

about

からす
心理学(臨床心理学中心)と関連領域についての覚書です。


QooQ